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2010年1月30日 (土)

チャオ チャオ 日本

短い期間でしたが、日本の自宅にてたっぷり愛情を充電しました。

「ご飯だぞ~」 と呼びかけてもらうこと

「風邪の調子、どう?」と気にかけてもらい薬を買ってきてもらえること

「今晩、何が食べたい?」と可愛がってもらえること

お母さんと一緒に、テレビドラマを見て同じ箇所で笑いあうこと

お父さんに下手な台詞で心配してもらうこと

そして、本当はもっと一緒にいたいのに、近くにいたいのに、

「1年に2度くらい会えるといいわね」と控えめなコメントを口にするお母さんの言葉に涙を隠すこと

kiyomiがいなくなると、寂しいなあ」とお母さんにつぶやくお父さん

普通の生活で交わされる裸の感情と素朴な日常会話。

この状態にいったんピリオドを打ち、またイタリアに戻るのは辛いです。

イタリアでは、不便な思いをすることが多いから人に尋ね、悔しいと思うから勉強し、解決にたどり着く達成感が清々しくて余韻に浸って興奮し・・・

自分で起きて向っていく姿勢がないと当たり前の生活が送れません。

イタリアでの一人暮しには飢えがあるから、愛情が全体に染みこみます。

日本に帰省し、親から「与えられる」という柔らかな感覚の愛情を受け、ストレートに幸せを感じました。

イタリア生活のこぎ始めには力がいりますが、ペダルが回転しはじめれば、いつもの鮮明な生活風景が広がることでしょう。

新鮮な空気を吸いながら走行開始です!

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