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2009年9月14日 (月)

体に美味しいワイン

今日は

バッカスです。

Amore(アモーレ/愛して) Cantare (カンターレ/歌って)Mangiare (マンジャーレ/食べて)

イタリア人を定義するのに、このようなフレーズが使われますね。

今を楽しく生きる達人、イタリア人。

ブログにも、元気なお爺ちゃん・お婆ちゃんの様子がしばしば登場いたしますが、彼らのスタミナは一体どこから来るのでしょうか?

話が飛びますが、このような小話があります。

タイタニックが沈み、沢山の人が救命ボートに乗ったため、何人かは海に飛び込まなければならなかった。

なかなか言うことを聞いてくれない外国人に向かい、
船長はこう呼びかけた。


イギリス人へ 
「あなたは紳士ですね」イギリス人は飛び込みました。

ドイツ人へ 
「これは船長の命令だ」ドイツ人は飛び込みました。

アメリカ人へ 
「あなたには生命保険が一杯付いていますよ」アメリカ人は飛び込みました。

イタリア人へ 
「あなたは飛び込んではいけない」イタリア人は飛び込みました。

最後に日本人が残っていました。

「他のみなさん、みんな飛び込みましたよ」
日本人は飛び込みました。

規律に従うことが苦手なイタリア人。

生活習慣や食事のバランスをコントロールし節制した生活を心がける代わりに、ワインを接収することで、ちゃっかりと健康を維持しています。

確かに、乾杯の音頭には「SALUTE! (サルーテ/健康を祝して!) 」 という言葉が使われます。

そんなイタリア人の健康の友、ワインの効能について書かれた記事をご紹介いたしましょう。


抗酸化食品が体を守る
著者:板倉弘重

河出書房新社

 

赤ワインは脳梗塞やガン、アルツハイマー病も予防する?!

赤ワインに関する研究から、赤ワインは血小板の凝集を抑える、わかりやすく言えば、血液をサラサラにする効果にすぐれていることもわかった。
血小板が凝固しやすいと、心筋梗塞や脳梗塞、肺梗塞などいろいろな臓器の血行障害が起こってくる。
血液がねばっこくなると抹消の循環障害を起こしやすくなり、糖尿病、高血圧、高脂血症など成人病でよくみられる、手足が痺れを起こしたりするようになる。
また、脳の末梢の循環障害は痴呆につながりやすい、恐ろしいものだ。
脳に活性酸素による酸化物が増加する、つまり、脳が サビ ると、老化が促進され、痴呆にもつながってしまうのである。
赤ワインだけではなく、白ワインやその他アルコール類でも血小板凝集を抑えることが分かっているが、問題は酔いがめてから起こる。
赤ワインの飲んだ後は10時間以上、血小板凝集抑制効果が続いているが、白ワインや他のアルコールはもとに戻ってしまい、逆に血栓をつくりやすくしてしまうこともあるのだ。
赤ワインには、抗癌作用があることもわかってきた。
葡萄の皮には、リスベラトロールという物質が含まれている。
葡萄にはカビがつきやすく、そのままでは腐ってしまうが、ブドウは皮に、リスベラトロールを集め、カビを防いでくれるのである。
マウスの皮膚にリスベラトロールを塗布したところ、これを塗らなかったマウスよりも皮膚ガンの発生は68~98パーセント減少した。
リスベラトロールには活性酸素を取り除く作用があり、ガンの発病から進行段階まで、あらゆる段階のガンに効果を発揮してくれるのだ。
ブドウを皮ごと使って醸造した赤ワインには、当然、リスベラトロールもたっぷり含まれている。
赤ワインはアルツハイマー病の予防にも効果があるといわれている。
ワインの産地であるボルドー市とその近郊に住む65歳以上の男女を調査し、ワインを飲む量とアルツハイマー病の発病について関連を調べたところ、
ワインを飲まない人のアルツハイマー病発病率は、4.9パーセント、少量飲用者は5.1パーセント、中等飲用者は0.9パーセント、多量飲用者は1.6パーセントであることがわかった。
65歳以上でも、中等程度(適量の)ワインを飲んでいると、アルツハイマー病の発病が抑えられるといってもよいだろう。
私たちの研究によって、赤ワインに動脈硬化予防効果があることが明らかになったが、その他、ガン、痴呆症など、現在心配される成人病にすばらしい効果があることが多くの人に知られ、赤ワインブームが起こったのだろう。だからといって、一度に大量に飲めばそれだけ効果があるわけではない。それよりも、適量を毎日のように飲むほうが健康的な飲み方であることを知っていただきたい。

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