2018年8月15日 (水)

残暑見舞い申し上げます。

8月も中旬にさしかかりましたね。

秋が訪れるまで、
まだまだ夏を感じていただきたく、

ラテンの夏の夜風を感じられるような曲をセレクトしてみました!






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2018年8月12日 (日)

夏の夜のホームコンサート

今宵は、ショパン、いかがですか?







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2018年8月11日 (土)

南トスカーナの田舎道

南シエナに住む外国人のお客様からまた連絡が入り、
ワインを届けてきた。

お届け後の寄り道として、
今日はモンタルチーノに立ち寄ってみた。

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葡萄が見事に育っている。

昨年とは全く違い、とても健康的だ!

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帰り道は、
あえて舗装されていない田舎道を歩くように走行し、
夕陽に染まる丘を堪能した。

アスファルトの道路は便利だけど、
こちらの方が、詩を味わえます!

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ボローニャのそぞろ歩き

ボローニャを散策した。

ピサの斜塔は あまりにも有名だけど、
ここボローニャにも斜塔がある。

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塔に鉄が平行に留められているのは、
恐らく、昔のイタリアの地震対策。

他の建物を見ても、鉄が平行に留められている。

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斜塔の裏路地に踏み込むと、観光客の姿はなく、
ボローニャがより濃く感じられた。

大学が多いこの地区では壁の落書きが目立つが、
それに混じって、ふと、歴史を感じられる書き跡があった。

「空襲の時はZAMPONI通り13番地に避難
 電話番号 33-516…」

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「避難所」

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空爆の避難所に使われたとみられるこの建物。
一体、中はどうなっているんだろう?

時間と共に消えかかる文字を、
あえて色濃く修復しているところにボローニャの声が感じられる。

シエナの街中は、昔からの石畳で凸凹していて、
急な坂道が多い事から自転車の姿は見られないけど
ここボローニャは平地という事もあり、自転車が目立つ。

自転車の店のガラスには、
「市役所から300ユーロの助成金あり」と書かれていた。

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街中の車を減らす対策として1台の自転車に300€の助成金が出るなんて、なんて太っ腹なんだろう!

ボローニャの街は盆地の為、夏は蒸すように暑い。

私とパトリッツィオは木陰と風を求め、
バスステーションの隣にあるMontagnola(モンタニョーラ)公園に移動した。

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ここは昔、ナポレオンがボローニャに侵入した際、
ボローニャ中のゴミが集められ、
それを土で埋めて出来た元ゴミの山。

屋外のバールに腰かけて地面を見ると、
陶器の欠片が埋まっていた。

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マンホールの近くだから、
工事で掘り起こした際に出てきたのかな?

私とパトリッツィオはそんな仮説を楽しみながら、
シエナ行のバスの時間が来るまで、ここで寛いだ。

とても暑かったので すぐに体力が消耗してしまい、
歩いては立ち止まり、また歩いては立ち止まる・・・・
を繰り返したスローな散策。

それ故に、色々な発見を得た1日でした!


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2018年8月 9日 (木)

南トスカーナの小さな村 Catiglione d’Orcia

南トスカーナには
外国人客に人気の高い小さな町がいくつかある。

ピエンツァもその一つで、
雑誌に掲載されていそうな洒落た店が沢山ある。

今日は、このピエンツァの町から15㌔ほど更に南下し、
「カスティリオーネ ドルチャ」という村を訪れてみた。

町には観光客どころか、移民すら見かけない。

お年寄りと小さな子供の姿があるのみで、
両親が近郊の土地に働きに行っている間、
お婆さんが孫の面倒を見ている、といった感じかな?

あちらこちらの門先にはバジリコ、タイム、ローズマリーなどのハーブが置かれている。

イタリア、マンマの手料理。

当たり前のようで、実はゆっくりと消えかけている風潮が
この土地に残っている事を感じた。

広場のバールに掲げられた黒板メニューには、
パンに砂糖をまぶし、それを赤ワインに浸して食べる
「パン、ワインと砂糖」のメニューが記されていた。

これは、パトリッツィオの幼少の頃のおやつだ。

保守的なお年寄りに支持されているバールなんだな~、
という事が伝わってきて、
遠いイタリアに触れられたような気がした。

上手く言えないのだけど・・・

最近になって特に、「外部からどう見られるか?」
と意識して作られた美しさや刺激に触れるより、
内面から滲み出るものを垣間見れた時、
ジワ~っとした感動が湧いてくる。

それはまるで、小さな頃、
純粋な気持ちで色々な事に感動出来た、それに似ている。

生活が薫る温もりのある美しい風景。

イタリアを紹介するテレビ番組
「小さな村の物語」が好きな方、
シエナにお越しの際には是非、
シエナから52㌔南下して「Catiglione d’Orcia」に足を運んでみてはいかがでしょうか?

お勧めです!


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黄昏のトスカーナの丘

最近、南トスカーナに住む外国人のお客様にご贔屓していただけて、昨日も、彼等のパーティー用のワインを納品してきた。

帰り道、夕陽を浴びて黄金色に輝く丘を走行していたら、
「カラン、カラン~」とう鈴の音が聞こえてきた。

「あ~、羊だ~♪」

私とパトリッツィオは同時に叫び声を上げ、
慌てて車を停めた。

写真を撮っていたら、
次々に外国人旅行者の車が停車し始めた。

「あの羊飼いの少年はこれでお金を稼げるな!
 あの犬、覚えてるかい?
 ほらっ、ベイブの映画に出てきた牧羊犬だよ。
 ボーダーコリー!」

パトリッツィオのこういう記憶力の良さには、
いつも感心させられます🐑

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ピアノから炎が立ちそう!

ラジオから、
昨年ミラノで公演を行ったピアニストの演奏が流れてきた。

聴いているうちに、迫力に呑み込まれてしまった。

ユーチューブで奏者を検索。

観てみたら、もっと凄かった!!!



ピアニスト Denis Matsuev
演目 Grieg Ginzburg: Peer Gynt "In the Hall of the Mountain King"

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2018年7月30日 (月)

イタリアでの仕事の風景

今日は、イタリアで仕事をする中で起こる、
ちょっとした事をお伝えしてみたくなりました。

音声メッセージでどうぞ!



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2018年7月26日 (木)

豊かなバカンス

今日は、パトリッツィオがグローセットの病院で
7:30から検査を受ける日だ。

グローセットの街まで車で1時間。

そして、この病院から車で10分の所に、海が広がっている。

これは、バカンスをアレンジしない手はない!

11時に検査を終え、私たちは意気揚々と車に乗り込んだ。

「キヨミ、何処のビーチがいい?
 こっちの道を選ぶとプリンチピーナ。その奥がマリーナ。
 反対の道を選ぶとプンターラだ!」

「名前を言われてもイメージが湧かないから、任せるわ」

「じゃあ、プリンチピーナに行こう。
 人が少ないし、自然そのものだからな」

それを聞いた時
(ん? いつもの場所かな?)という予感がした。

いつもの場所とは、愛犬モッラを連れて訪れる林に隣接した海岸で、周囲には何もない。

でも、今日は違うのだ。

この時期、友達は やれナポリだ、やれ北欧だ・・・
といってバカンスに出かけている。

一方、私たちはいつも通りシエナで過ごしているので、
せめてこの半日は、バカンス気分を味わいたく、
豪華な場所で過ごそう、と企てていた。

プラスチックのデッキチェアーではなく、ソファーベットを借り、
そこでノンビリと本を読みながら過ごす。
ランチは、高級感漂うレストランで海の幸を堪能し、
その後はさざ波を聴きながらうたた寝をする・・・

そういう私のアイデアにパトリッツィオも承諾したので、
それなりの施設を見つける気 満々でいた・・・

車の行き付いた場所は、
やはり、見慣れたプリンチピーナの海岸だった。

上昇していく気温とは反対に、私のテンションはグッと下がった。

エンジンを止め、
パトリッツィオが私の顔色を伺うように言った。

「海の家がいい、というなら、そっちに行くぞ?」

「ん・・・この前は春だったから良かったけど、
 どうするの? 
 パラソルもないし、私たち太陽の元でジリジリじゃない!
 とにかく、行って様子をみましょう」

駐車場から海岸に向かう途中、
見た事もないユリのような花が咲き誇って、
ジャスミンのような甘い香りを放っていた。

パトリッツィオは長い枝を拾き、歩き続けた。

海岸に着くと、彼は枝を柱に見立て、
そこにシーツを覆ってテントを作った。

直ぐに崩れるかと思ったけど、
風を受けながらもしっかりと立っていた。

「え~、凄い 凄い!」と喜ぶ私を見て、

「俺たちのヴィッラ(屋敷)だぞ!」

とパトリッツィオは誇らし気に言った。

海は遠浅で、ずいぶんと沖から離れた所に行っても、
海から私たちのヴィッラはオリジナルすぎて直ぐにわかった。

私はすっかりご機嫌で、海に入ったり、
ヴィッラで昼寝をしたりを繰り返した。

私は《スペシャルな事》と言うと、どこか手厚いサービスを得られる高級感溢れる場面を考えてしまう。

でもパトリッツィオにとってのそれは、
創造して作り上げる事。

決してお金を節約したくてそうしているのではなく、
楽しいから、そういう機会にアンテナを張っているだけの事。

この遊び心があれば、
普段の日常生活がとっても豊かになるんだよね!

イタリア人から、豊かさの定義を学んでます♪

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2018年7月20日 (金)

夏の夜を楽しんでます

夕方、ふと外出したくなってパトリッツィオと街に出た。

食事を終え、野外映画でも観ようと思っていたけど、
この日はサスペンス。

私たちは、子供向けのアニメを見る事があっても、
血は得意でないので、諦めた。

「これから何処に行こう? 
 そうだ! キジャーナ音楽院で何かをやってるかも!」

アイフォンで調べたら、丁度、21:15分から
生徒たちによるギターのコンサートがあったので、
早速 会場に向かい、当日券を買って席についた。

ホールは美しく、チケットも5ユーロ。

プログラムには、知らぬ作曲家の名前が沢山あり、
奏者の中には日本人男性の名前もあったので、
気分はウキウキだったけど、一つだけ、心配があった。

「ねえ、寝ないでね。イビキが響いちゃうから」

「俺がいつイビキかいた?」

「ずっと前だけど、ピアノのコンサートに行った時、
 船漕ぎながら寝てたじゃない。
 よりによって、ベートーベンの月光のソナタの1楽章、
 すっごく静かな曲の時にイビキかきはじめたから、
 私、焦ったわよ。
 下手につついて、突然に飛び上がられても困るし・・・」

「覚えてないぞ!」

「寝てたから、覚えてないのよ・・・」

コンサートが始まり、
第一奏者がバッハを甘美に奏で始めた。

(素敵だわ~♪)という思いと
(絶対、寝ちゃうヤツだ)という思いが同時によぎった。

しかも、パトリッツィオの前には、
私のホームドクター夫妻が座っている。

二人目、三人目が演奏を終え、パトリッツィオの顔をチラッと覗くと、彼は起きていた。

視線を落とすと、彼は左手で、右の腕をつねっていた。

演奏会も後半にさしかかり、残すは3名。

ハバナ人作曲家による「戦士の竪琴」が
イタリア人女性によって演奏され、
お次は、心待ちしていた日本人奏者だ。

彼が壇上に現れた。

私は思わず「oh Dio! (オー マイ ガット)」と口にしてしまった。

颯爽と現れた彼は、まるで明治時代のバンカラのようで、
最近の若い男性に見られる女性的なイメージが全くない。

洒落た粗野な風貌をした彼が奏でる、
メキシコ人作曲家ポンセの「主題、変奏と終曲」は、
実に美しく、繊細と表現の奥深さを感じさせてくれた。

トリのイタリア人の演奏も素晴らしかった。

パトリッツィオは腕をつねる事なく、演奏に見入っていた。

翌朝、パトリッツィオと電話をした。

「ボンジョ~ルノ、パトリッツィオ。よく眠れた?」

「ああ。昨日のコンサートで眠らなかったからな。
 ため込んだ分、熟睡したぞ!」

この夏も、小さな思い出を少しずつ貯めていきます・・・♪

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