2017年2月19日 (日)

神様がくれたアドベンチャー

2月14日、パトリッツィオは
7:30 にボローニャの病院入りするため、
シエナの始発電車に乗らなければならなかったけど、
電車に乗り遅れてしまった。

本来だったら、電車で、
シエナ→フィレンツェ→ボローニャと運ぶ。

パニック状態で車を走らせ、フィレンツェに到着。

目につく駐車場には
〈1時間 3ユーロ〉と書かれている。

いつ退院できるかも分からず、
高額な駐車代は払えない。

やむを得ず、地域住民専用の駐車場に車を置き、
都バスでフィレンツェ駅に向かい、
ギリギリ、予約していた
フィレンツェ→ボローニャ行の特急に間に合った。

それから、病院にいる彼と、何度も連絡を取り合って、
たわいのない日常を語り合った。

2月16日の朝、
いつものようにユーモアあふれる会話をし、
「じゃ、またね!」と切った。

その数時間後、
重たい買い物袋を抱えバスで家に向かっている途中、
彼から携帯が鳴った。

「キヨミ、病院を出るぞ! 
 これからフィレンツェに向かう」

「エ~?手術はしない事にしたの?」

「いや、日曜日に病院に戻る。
 とりあえず、病院を出る許可をもらったんだ。
 これからフィレンツェに行って、
 車の状態を確かめるんだ」

「了解!」

このバスは、私を降ろした後、
10分経つと折り返しで戻ってくる。

私は荷物を部屋に置き、同じバスに乗り込み、
街に向かうと、接続よく、
フィレンツェ行きのバスに乗れた。

パトリッツィオより30分早く到着したので、
インフォメーションに行き、
彼が駐車した場所に行く都バス乗り場や、
レッカー移動された場合の連絡先などを調べた。

彼との待合わせはフィレンツェ駅構内にあるバール。

見渡しても彼の姿がない。

携帯に電話をすると、

「キヨミの事、見えてるよ~」

と言いながら笑顔で近づいて来た。

私は彼を見つけるなり
「さあ、14番のバス乗り場に行きましょう!」
という意気込みで先を見ていたけど、
彼は、両腕で力いっぱい私を抱きしめて
「キヨミ~、大きな愛~♪」と言いながら、
私を揺すって喜んだ。

〈ああ、私ったら何て管理的なのかしら・・・〉

これまで加速していた頭と心を、
彼のペースにトーンダウンした。

駅の脇のバス乗り場に行くと、
ちょうどバスがやってきた。

発車の準備をする運転手に、
曖昧な説明で行きたい場所を伝えていると、

「私も同じ場所で下車します。一緒に行きましょう」

と、人懐っこいパキスタン人が声をかけてくれた。

彼との会話で、気持ちが和みつつも
ドキドキしながら駐車した道を辿ると・・・
車はそこにあった!

そして、
車には駐車違反のピンク色の紙が貼られていた。

罰金は28ユーロ。

「お~!生まれて初めてだ。
 こんなに喜んで罰金を払うのは!」

私達はご機嫌にシエナに向かった。

「あなたといると、飽きないわね!」

私は、14日に車の件を聞いてから、
直ぐに動きたいと思った。

鍵を預かり、運転できる人に頼んで、
素早く解決すべきだ、と思っていた。

でも、今回はこれで正解だった!

今回、私達が体験したアドベンチャーは、
ず~っと記憶に残るし、
16日から3日間、私達は、
いつもの日常生活を御馳走のように堪能した。

「これ、神様の悪戯かしら? 
 私達を見て、ほくそ笑んでるかもね!」

パトリッツィオはまた、病院に向かう。

考えたところで、そこからは何も生まれないけど、

「どんな時でも、一緒にいる」

という気持ちを強めると、

いい方向にいくんじゃないか?
とインスピレーションを感じる今日この頃です。

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今日は何をオーダーしようかニャ?

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2017年2月16日 (木)

モッラとパトリッツィオと私


モッラとパトリッツィオと過ごした2月13日。

この映像を通じて、タイムスリップ!

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2017年2月15日 (水)

冬の楽しみ

この季節、窓から差し込むお日様は、

ティティちゃんの冬布団。

私も、一緒に居れてもらって、

一緒にグルグル~、グルグル~

柔らかくて、暖かくて

気持ちいいニャン (=^^=)

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2017年2月14日 (火)

パトリッツィオの傍らで・・・

朝の10時半。

待合せのシエナ駅にパトリッツィオの車がやってきた。

素早く乗り込むと、
愛犬のモッラちゃんから歓待の挨拶を受けた。

「ボンジョールノ! パトリッツィオ
 ボンジョールノ、モッラちゃん!」

「ボンジョールノ、キヨミ!
 今日は何処に行こう?」

「そうね、モッラちゃんの意見を聞いてみましょう!」

「何々?・・・行ったことのない所に行きたいだと?
 分かった! 
 じゃ、これから海に行くぞ!」

この言葉を聞いた瞬間、私は

「ノ~!ノ~!」と叫んだ。

こんな素敵な計画はあり得ない。

「モッラにとって、初の海だ!
 喜ぶ姿をバッチリ写真に収めるぞ!」

2月の海。しかも月曜日。

高速道路は貸切状態だ。

パトリッツィオは、明日、足の手術を受ける。

そのため、翌朝4時半には家を出て、
朝一の電車でボローニャに向かう。

私だったら、前日は塞ぎこんでしまうと思う。

パトリッツィオの《今を生きる》という精神は、
私の想像を遥かに超えて深い。

私は彼の傍らで、
彼の逞しさを浴びながら、光合成をして生きている。

冬の海。

健康的な夏の眩しさとは違い、
銀に輝く姿も美しいです。

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2017年2月12日 (日)

ヴィーノ ノービレの試飲会

ヴィーノ ノービレの試飲会で、
気になる作り手を発見!

「私達の畑に通う動物たちをラベルに描きました。
 鷹は、巣を作ったんですよ!」

ラベルには、ここの畑周辺に生息する動物の他、
糸杉、そしてラベンダーに群がる蝶々が描かれ、
自然と共存している様子が伝わり、
ラベルを眺めているだけで楽しくなる。

他の作り手のノービレと比べると、
ここのワインはとても柔らかな香を放ち、口中では、
ス~っとした酸味が気持よい風のように伸びている。

生産本数は3333本。

これまで、試飲会に出向くと、
果実味・タンニン・酸味がしっかりとした、
骨格の太いワインを探す傾向があったけど、
今年は、気負いせず飲み続けられるワインをメインに探したい。

音楽に例えると、ダイナミックな有名交響曲よりも、
無名な室内楽のような感じ。

部屋に音を放とことで、普段の日常に艶が出るように、
等身大の自分に合った心地良いワイン。

年を重ねるごとに
本質的な優しさに触れ、穏やかに過ごしたくなる。

そんな気持ちが、
ワイン選びにも反映してきているようです。

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2017年2月11日 (土)

イタリアと音楽

シエナの街中にあるキージ サラチーニ邸で
コンサートがあった。

元々、この建物は12世紀にマレスコッティ家の
所有だったものが徐々に拡大され、
16世紀にはピッコローミニ家に渡り、
ラッファエッロ様式に装飾され、
1770年からサラチーニ家の所有となった。

芸術の保護者であったグイド キージ サラチーニ伯爵によって、1932年に「アカデミア キジャーナ音楽院」とされ、今日まで至っている。

このような由緒正しい建物で行われた
1400年の伝統音楽の宴。

音楽研究家の女性は

「あまりにも昔の資料なので、
 このリズムが当時のものであるかどうか
 定かでないのですが・・・」

と注釈を添え、
シンプルな弦楽器を弾きながら歌を奏でた。

なんとも牧歌的な音色が会場に響き渡った。

公演が終わると、拍手に混じって一人の男性が
「サンレモ!これぞイタリアだ」と叫んだ。

すると、他の席から

「サンレモより優れてる!」と声が上がった。

サンレモとは、
イタリアで年に1度行われるポピュラー音楽祭で、
国営放送で生中継される大規模なイベントだ。

イタリアの音楽家というと、
ロッシーニ、プッチーニ、ベルディなどが有名だが、
1300年代のフランチェスコ・ランディ-ニから、
「太陽がいっぱい」や「ゴッドファーザー」などを手掛けた映画音楽の巨匠ニーノ・ロータやモリコーネまで、多種多様な作曲家が存在する。

イタリアに生息する芸術の根は、
想像を遥かに超えて深いです

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2017年2月10日 (金)

私にとっての★★★レストラン

久しぶりにパトリッツィオの友達
マルコが経営するレストランを訪ねた。

メニューがオリジナルで面白い。

私は『冬の庭』と名付けられた前菜を注文した。

なるほど!

キャベツのプレを土壌にみたて、
その上に冬野菜が乗っている。

まさしく、冬の庭、そのものだ。

ワクワクした気持で口に運んでいると、
マルコがテーブルにやってきた。

「細長い器で出す方が見た目が良かったかも!」
と彼はコメントした。

パトリッツィオのアンティパストも素晴らしい。

その後、私は『青リンゴとポルチーニ 』という
珍しい組み合わせのリゾットを頼み、
パトリッツィオは『ネギとカッペリのスパゲッティ』
をオーダーした。

正直言って「また、食べてみたい味!」とは思わない。

でも、食べている時は
「ワォ、意外と合うんだね、この組み合わせ!」と、
楽しく食事が出来た。

そして、マルコがちょくちょくテーブルに現れ、
私達と短い会話を交わしてくれる事が嬉しかった。

20年以上前、マルコとパトリッツィオは、
国立エノテカイタリアーナで働いていた。

パトリッツィオがエノテカを辞めた後、
マルコも辞め、バールの経験を経て、
3年前にシエナの郊外にレストランを開いた。

オリーブ畑に面したレストランで、
店の前に菜園を設け、自家栽培の野菜を使用している。

マルコのレストランには、
昔の職場の同僚や学生時代の友達が通い、
彼等は、パートナーや友達を連れていくものだから、
レストランでは挨拶をする光景が絶えずある。

マルコは友達に対し、
お会計時にもサービスをしてくれて、謙虚さが滲み出た彼の佇まいと笑顔とセンスに癒される。

私が若かった頃、バブルの時期という事もあって、
沢山のレストランガイドや雑誌を参考に、
随分と外食を楽しんだ。

そのほとんどは、
1度きり訪れて、2度と足を運ぶ事はなかった。

当時、雑誌に掲載された店(注目の店)にいる、
という非日常の過ごし方に浮かれていた。

今、この年になると、
レストラン選びの第一条件は、美味しさと同じくらい、
オーナー、もしくはシェフの人柄があげられる。

この二つが揃っていると、
外食する機会が少ない私でも、
同じ店に顔を出す事になる。

残念ながら、おもてなし精神より
「いかにお財布からお金を出させるか?」
という空気が濃く感じられる場合がある。

そうなると、
いくら友達が経営するレストランであっても、
人に紹介出来ないし、
私も見切りをつけて通わなくなる。

昨日は、
・パトリッツィオとの食事が楽しかった。
・料理が美味しかった。
・そして、マルコと会えて、嬉しかった。

私にとって、これが★★★レストランです!

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2017年2月 9日 (木)

今日の一目惚れ

このムクムク具合に、思わず笑っちゃったよ!


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経済的にお洒落を楽しむコツ

首元が開いた白いシャツ&スカーフ。
この使い方を抑えると、お洒落が整っちゃうのね!
経済的!

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